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中秋

いつの間にかやって来て、いつの間にか過ぎ去ってしまう、短くてどこか儚い秋。


そんな貴重な秋の季節を大切に楽しみたいとき、風情のある「お月見」はいかがでしょう。


旧暦の8月15日はいわゆる「十五夜」と言って、月が特に美しく見える秋の日。「中秋(ちゅうしゅう)の名月」とも呼ばれています。


旧暦において、秋は7・8・9月の三ヶ月間を指し、その中間にあたる8月15日を「中秋」と言います。


思えば、月は見上げるたびに、自分の心をも鏡のように映し出しているような気持ちになったものでした。


寂しいときや哀しいときには、そっと寄り添ってくれているようで、満たされているときや嬉しいときには、その光がよりあたたかく感じられたこともありました。


時に大きく大胆に、時に小さく控えめに。まあるくなったり、かと思えば、細くなり隠れてしまったり。白く光ることもあれば、黄金色に輝く日もある……。


いつの時代も、月の美しさに魅せられながら、私たちは生きてゆくのかもしれませんね。


今日は「中秋の名月」ですが、あなたにとっての「名月」はどんな姿をしているでしょうか?
夜、思い立ったときには空を見上げ、ぜひその神秘的な姿を探してみてくださいね。