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葉葉起清風

竹林に一陣の風が吹き渡り、葉々がさやさやと音をなす様やその心境と捉えますが、

この語のもとは、虚堂(きどう)という中国の禅宗の高僧のもとに三人の道友·弟子が長旅の別れの挨拶に来て、それを送り出す際の詩の中にあります。

お互いをよく知りあう者同士が、長旅でつぎにいつ会えるかわからないという別離の心境を、

門前の竹林の葉が清風を起こしていると表しているのです。

人間関係ではよく「水くさい」のはよくないように言いいます。