白馬入蘆花 白い蘆花(あしのはな)が、辺りいっぱいに咲いています。 そこに白い馬が入ってしまったら、馬はどこにいるか分からなくなってしまいます。 でも実際は、花々も馬も存在しているのです。 一面の雪景色を思い浮かべてみて下さい。 何処迄も真っ白で同じに見えるけれど、よく観ると雪だって一つ一つ違う形の結晶で出来ています。 人間も同じで、あの人もこの人も、もともと自分とは違うんだと思うことでいい結果を出すことがあります。 松風颯々聲 百雑砕