竹有上下節 「松無古今色 竹有上下節」 (松に古今の色なし 竹に上下の節有り) と、本来は対句を含めての禅語となります。 「色」は「変化」の意味なので、そのまま訳すと、 「松の緑は時が経ても変化することがない」 「竹には節により上下の違いがある」 となります。 竹には上から下まではっきりと節がついていて、差別具体の世界を対比させた言葉。 慶雲五彩生 短夜