臥月眠雲 禅道では修行僧のことを「雲水」と呼びますが、この「臥月眠雲」という禅語は、その雲水に修行に対する心構えを説いたものだそうです。いわく、月に照らされて臥し夜霧に包まれて眠りながら、つまり寒さ暑さを厭わず野宿するような覚悟をもって修行に臨みなさいというなかなか厳しいお言葉。 でもなんでしょう。 穏やかな夜闇と月明かりに包まれて雲間に漂いながら眠る… と思うととても雄大で心地よいイメージが浮かんできますね。 天朗氣淸 水到渠成