乍雨乍晴 「乍雨乍晴」とは、にわか雨が降ったかと思ったらやにわに晴れて…という風な意味の禅語です。 どうとでも解釈できる言葉ですが、ボクは「いっとき先の天候にばかり気を取られて振り回されず、大きく四季のうつろいを捉えるくらいの心持ちでいなさい」という励ましの語として読みました。 盗まれるくらいならいっそ手放してしまえ、と本末転倒な結果にならないよう、おおらかかつダイナミックな心持ちでいたいもんです。 六(根) 勘辨