行住坐臥
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
これは、歩く・住む・座る・横になるという、日常のあらゆる所作そのものが修行であるという意味を持っています。特別な場所で特別なことをするのではなく、日々の生活の一瞬一瞬に心を整えることこそが、仏道の本質であると説いています。
忙しさの中にあっても、ただ作業に追われるのではなく、「今ここ」に心を戻すこと。
その積み重ねが、穏やかさと気づきを育てていきます。
六月は環境の変化や気温の上昇により、心も揺れやすい季節です。だからこそ、外の流れに振り回されるのではなく、自分の内側に静けさを見出すことが大切になります。
行住坐臥とは、特別な修行ではなく、日常そのものを整える智慧です。
どうぞ今月も、ひとつひとつの所作を丁寧に味わいながらお過ごしください。