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雲悠々

雲悠々 として、空を行く。
それは、風にまかせて、ただ在るがままに漂う姿。

形にとらわれず、行き先を定めず、
けれども、迷うことなく流れていく。

晴れてもよし、曇ってもまたよし。
雲のように、心もまた縛られず、どこまでも自由に。

禅のこころとは、こうした「あるがまま」を受け入れるしなやかさにあるのかもしれません。
とどまらず、抗わず、ただこの一瞬を悠々と生きる。

それが、「雲悠々」という境地なのです。