洗心
人は自分の価値観で物事を判断しています。それは、起こった事実そのまま受け入れているのではありません。
当然、見る人が異なれば違う見方をするので、異なった考え方が出てきます。
つまり、自分の価値観・期待・恐れによって起こった事実をそのまま受け入れることができないのです。
目の前の現実に向き合わなければ、やる気が無くなくなります。
そこで物事が起きる前から予測したり、起きてしまった結果に落ち込んだりせず、何の制約のないままに事実を受け入れなけ
ればなりません。
「洗心」とは、事実を正確に判断するのを妨げる価値観等を心から洗い流し、恐れずになりゆきに身をまかすことをいう。
頭でいろいろ考えずにまず、今の自分に起きていることを受け止めてください。
事実には幸福・不幸の概念はなく、判断しているのは自分だけかもしれません。