髪の供養
本日慶明寺にて髪の供養が執り行われました。本堂でのお参りの後、髪供養塔で故人の遺髮を納めるの髮納めの儀式が厳かに行われ、ご家族、ご親族の皆様が順にお参りし、供養されました。
故人の頭を剃髮することは、出家して仏様弟子になるという意味があります。といいましても、髪をすべて剃ってしまうわけにもいきません。そこでその意味を込めて少しだけ髪に刃を入れるのです。近頃では御存じでない方も多く、省略されることも多いようです。髮の毛=生命のシンボル、命の化身として崇められてきたのですね。
慶明寺では毎年五月八日に髪供養として遺髮を髪供養塔へ納め、感謝の気持ちを込めて供養をしています。お天気がとてもよく、ご苦労様でした。