平常心是道(平常心是れ道)
馬祖道一(ばそどういつ)(709-788)
南泉普願(なんせんふがん)(748-834)の言葉。
当たり前の心がそのまま道であるという意味。
[出典]『無門関』第19則など
(びょうじょうしんぜんどう)ともいいます。
平常心とはありのままという意味です。道とは仏道の事です。
ですので、無駄なものは断ち切らなければなりません。
それは容易なものではありません。雑念があってはなりません。
日常を怠惰に過ごさず、仏道を求める生活の中で
無駄な時間を過ごさないという事です。
無駄な時間を過ごさないという事は、雑念、煩悩を断ち切るということです。
勿論、人としての歩むべき道をはずれてはなりません。
日常生活の中で仏道を求める心を大切にし、
一つ一つの事を大切にするという事です。