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悟無好悪

迷生寂乱悟無好悪(迷えば寂乱を生じ、悟れば好悪無し)と続きます。

迷いの中にいるから安らぎと乱れとにふりまわされるのであって、悟ってみればそこには良いも悪いもないのだということです。

あるがままを認められるようになったら、好き嫌いなどなくなります。

私たちは、そのものを充分にわかっていなのに、好き嫌いを決め付けていないでしょうか。

よく知りもしないのに、人のうわさだけでその人を毛嫌いしたり、立派な人だと思い込んだり…。

自分が実際に付き合ってみたら「なあんだ」ということもありますよね。

食べ物にしてもそうです。仕事もそう。

自分の目と耳と心で、ちゃんと確かめてみましょう。

そうすれば迷うことなどないのだということを教えてくれる禅語です。