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壺中日月長

自分だけの時間、自分の好きな時間を作れば、忙しい毎日が豊かに彩り始める。

中国の後漢書には、こんな話があります。

ひとりの老人が住んでいました。その老人は、夕方になると小さな古びた壺の中に入っていたそうです。ある時役人に入る所を見られてしまいました。役人が「私も連れて行って欲しい。」と頼み込んで来たので、渋々一緒に壺の中に入りました。役人はその壺の中に見たものは、まさに理想の様な奇麗な景色に美味しい食べ物、優雅な踊りなど様々な事で楽しませてもらいました。現実の世界に戻ると数日居たつもりが、数年経過していたそうです。

この様な話は他にもあります。日本では浦島太郎がこれに当てはまるのではないでしょうか。

人は無意識にでも桃源郷を求め彷徨っているのかもしれない。

でも、今いる場所や環境は考え方次第では桃源郷に変える事が出来るのではないでしょうか。事象には、自分自身にどう映るかで感じ方が変わります。

豊かさを求めるのではなく、「今ある豊かさ」を感じてみてはどうでしょうか。